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スリーアップの加湿器ST-T2572とST-T2370の違いは?部屋の広さと使い方に合わせた選び方

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スリーアップST-T2572とST-T2370の選び方を部屋の広さや構造別に整理した図解

記事内では、型番を見分けやすく色分けしています。
ST-T2572(容量2L) / ST-T2370(容量3L)

スチーム式加湿器を検討していると、同じ形に見える容量2Lと3Lのどちらを選ぶべきか迷うことがあります。
タンクが大きい3Lを選べば給水の手間が減って長く使えそうに見えますが、メーカー案内の連続加湿時間はどちらも約4.5〜8.5時間、約4.5〜9時間となっており、最長時間に大きな差はありません。

選ぶ基準になるのは、使う部屋の広さや建物の構造、そして就寝時の使い方です。
この記事では、容量2LのST-T2572と容量3LのST-T2370について、公表されている仕様をもとに違いを整理し、選び方の判断材料をお伝えします。

選び方の目安

6畳の部屋(木造・洋室問わず)やプレハブ洋室8畳で使う場合は、本体寸法が小さく消費電力も控えめなST-T2572がメーカーの目安内に収まります。
木造和室8〜10畳やプレハブ洋室12〜17畳で使う場合は、加湿量の大きいST-T2370が目安内に入ります。
夜に停止させたあと朝の起床前に再開させたい場合は、切と入のタイマーを同時に設定できるST-T2370が選択肢になります。

※適用床面積はメーカーが案内する目安値です。室温や換気、断熱性などの使用環境によって加湿の状況は変わります。
また、どちらの機種も高温の蒸気が出るため、壁や家具から周囲30cm以上、上方1.5m以上の空間を確保できる置き場所が必要になります。

ST-T2572とST-T2370の主な違い一覧

まずは、容量2LのST-T2572と容量3LのST-T2370の公表仕様を一覧で確認します。
タンク容量だけでなく、加湿量や消費電力、本体の大きさなどに違いがあります。

比較項目ST-T2572ST-T2370
タンク容量2.0L3.0L
適用床面積(洋室・プレハブ/和室・木造)11畳(洋室、プレハブ)、7畳(和室、木造)17畳(洋室、プレハブ) 10畳(和室、木造)
加湿量(パワフル)400mL/h600mL/h
加湿量(eco)200mL/h310mL/h
消費電力(湯沸かし/パワフル/eco)湯沸かし時/530W、パワフル/330W、eco/200W湯沸かし時/740W パワフル/460W、eco/280W
連続加湿時間(メーカーの目安)約4.5〜8.5時間約4.5〜9時間
本体寸法(直径×高さ)直径21.8×高さ27.2cm直径24×高さ32cm
本体重量(水を入れない状態)2.0kg2.5kg

表のように、タンク容量に合わせて加湿量や消費電力の数値が異なります。
これらの違いが実際の部屋選びや毎日の使い方にどう関わるのか、順番に確認します。

部屋の広さで選ぶ基準:木造と洋室による違い

木造8畳は3L、洋室8畳は2Lがメーカーの目安内

加湿器を選ぶ際は、部屋の広さだけでなく建物の構造を確認する必要があります。
メーカーの適用床面積の目安は、ST-T2572が木造和室7畳・プレハブ洋室11畳まで、ST-T2370が木造和室10畳・プレハブ洋室17畳までとなっています。

6畳の部屋で使う場合は、木造和室・プレハブ洋室のどちらであっても両方の機種が目安内に収まります。
6畳であれば、本体寸法が小さく消費電力も控えめなST-T2572を選ぶ理由が成り立ちます。

判断が分かれやすいのが8畳の部屋です。
木造和室8畳の場合は、ST-T2572の目安(7畳)を超えるため、10畳まで対応するST-T2370が目安内に入ります。
プレハブ洋室8畳の場合は、ST-T2572の目安(11畳)の内側に収まるため、2Lモデルでも適用範囲に含まれます。

適用床面積に関する注意

適用床面積は一定の基準に基づいた目安であり、実際の加湿性能を保証するものではありません。
建物の気密性や断熱性、換気の頻度、室温などの条件によって加湿の必要量は変動します。
また、ST-T2370であっても上限は木造和室10畳・プレハブ洋室17畳までであり、無制限に広い部屋に対応できるわけではない点に注意してください。

スリーアップST-T2572とST-T2370の選び方を部屋の広さや構造別に整理した図解
部屋の構造や必要な加湿量に合わせて選ぶ基準のまとめ(イメージイラスト)

連続運転時間とタンク容量の違い:なぜ時間が大差ないのか

タンクが3Lあれば2Lよりも1.5倍長く動き続けると考えがちですが、取扱説明書の公表値を確認するとそうではありません。
連続加湿時間の目安は、ST-T2572が約4.5〜8.5時間、ST-T2370が約4.5〜9時間と記載されており、最長運転時間の差は約30分にとどまります。

タンク容量が1L増えても運転時間が大きく変わらない理由は、1時間あたりに出す加湿量そのものが異なるためです。
パワフル運転時の加湿量は、ST-T2572が400mL/hであるのに対し、ST-T2370は600mL/hとなっています。
eco運転時においても、ST-T2572が200mL/h、ST-T2370が310mL/hです。

ST-T2370は同じ時間内でより多くの蒸気を出す仕様になっているため、水の減る速度も早くなります。
そのため、タンク容量の大きさだけを見て給水なしで長く動くことを期待して選ぶのではなく、部屋に必要な加湿量の強さで選ぶ必要があります。

電気代の計算と設置スペースの比較

スチーム式加湿器はヒーターで水を加熱して沸騰させるため、消費電力が比較的高めになります。
公表されている消費電力は、湯沸かし時がST-T2572で530W、ST-T2370で740Wです。
どちらの機種も、最も電力を消費するのは加湿中ではなく最初の湯沸かし時です。
加湿運転時の消費電力は、パワフル運転でST-T2572が330W、ST-T2370が460Wとなり、eco運転ではそれぞれ200W、280Wとなります。

電気料金の目安単価を1kWhあたり31円と仮定し、パワフル運転で1時間一定使用した場合の計算値は、ST-T2572(330W)が約10.2円、ST-T2370(460W)が約14.3円となります。
ただし、この1時間あたりの加湿量は400mL/hと600mL/hで異なっており、同じ加湿量を出したときの電力効率を比較したものではありません。
また、湯沸かし時の電力や、目標湿度に達してヒーターが停止する動作などは含まないため、実際の請求額や一晩あたりの料金とは異なります。

設置に関わる寸法と重さにも違いがあります。
水を入れない状態の本体重量は、ST-T2572が約2.0kg、ST-T2370が約2.5kgです。
本体寸法はST-T2572が直径21.8×高さ27.2cm、ST-T2370が直径24×高さ32cmとなっており、置く場所の広さに合わせて選ぶことになります。

設置場所に関する注意

どちらの機種も、設置には壁や家具から前方・後方・側方に各30cm以上、上方に1.5m以上の空間が必要です。
チャイルドロック機能は備わっていますが、吹き出し口や蒸気自体が高温になる構造は変わりません。
触れて火傷をする危険を避けるため、安全な距離を確保できる置き場所があるか事前に確認してください。

タイマー機能と運転音の違い:就寝時の使い方

3Lは切と入の同時設定が可能、再開時は蒸気が出るまで待つ

タイマー機能は、両機種とも1〜9時間(1時間単位)で設定できるオフタイマー(切)とオンタイマー(入)を備えています。
そのうえで、ST-T2370の取扱説明書には「オフタイマーとオンタイマーの同時設定」が記載されています。
これは、オフタイマーで運転停止したあと、オンタイマーで設定した時間が経過すると自動で運転を再開する仕組みです。

このタイマーは「朝7時」のように時刻を指定する時計予約ではなく、運転停止してからの経過時間を数える仕組みです。
また、設定時間になって自動再開した際、すぐに加湿が始まるわけではありません。
再開時に行われるのはヒーターの加熱開始であり、蒸気が出始めるまでにはさらに待ち時間が必要となります。

蒸気が出始めるまでのメーカー目安時間は、通常運転時でST-T2572が約20〜25分、ST-T2370が約25〜30分です。
湯沸かし時の音を抑える「湯沸かし音セーブ」を設定した場合は加熱が穏やかになるため、ST-T2572は約50〜60分、ST-T2370は約45〜50分かかります。
これらの時間は使用環境や水温、水量によっても変動します。

なお、ST-T2572の取扱説明書には運転中の切タイマーと待機中の入タイマーが別々に案内されており、同時設定の記載はありません。
ただし、説明書に記載がないことのみをもって同時設定が不可能とは断定できません。
また、湯沸かし音セーブ機能は両機に共通して搭載されていますが、まったく音がしなくなる無音状態を保証するものではない点にも注意してください。

お手入れと基本構造の共通点、買い替えの判断

構造面では、どちらもふたを外して上から給水できるポット型の形状をしており、マグネット式電源コードや40〜75%(5%刻み)の湿度設定機能、安全装置などの基本仕様は共通しています。
お手入れについては、ST-T2370に専用のクエン酸洗浄モードが備わっています。
一方のST-T2572には専用モードの操作記載はありませんが、取扱説明書にクエン酸を使った手入れ手順が記載されており、どちらもクエン酸での手入れに対応しています。

すでに2Lモデルをお持ちで、3Lモデルへの買い替えを検討している場合はどうでしょうか。
使用する部屋が広くなり、木造8畳以上などで加湿量の不足を感じている場合は、加湿量の大きいST-T2370を検討する理由になります。
しかし、現在の部屋で湿度が足りている場合は、タンク容量が増えても連続加湿時間に大きな差はないため、買い替える必要性は高くありません。

注文時の確認項目:似た型番との見分け方

スリーアップのスチーム式加湿器を探す際、ST-T2472やST-T2270といった類似の型番を見かけることがあります。
これらは今回比較している製品とは別の型番であるため、混同しないよう注意が必要です。

今回確認したモデルは、容量2LがST-T2572、容量3LがST-T2370です。
カラーはどちらもホワイト(型番末尾WH)とブラック(型番末尾BK)が展開されています。
注文する際は、型番の数字とアルファベット、本体カラー、新品であるかどうかの状態を確認してください。

まとめ:部屋の広さと使い方に合わせた選び方

条件別の選び方まとめ

  • ST-T2572(2L)が向いている場合:6畳の部屋(木造・洋室問わず)やプレハブ洋室8畳で使う場合、本体の設置スペースや消費電力を抑えたい場合
  • ST-T2370(3L)が向いている場合:木造和室8〜10畳やプレハブ洋室12〜17畳で使う場合、切タイマーで停止したあとに自動再開させたい場合
  • 手持ちの2Lを使い続ける場合:現在の部屋で湿度が足りている場合(タンク容量が増えても公表されている連続加湿時間は大差ありません)

スリーアップのスチームポットを選ぶ際は、タンクの容量だけでなく、部屋の構造に応じた加湿量の目安や、就寝時のタイマーの使い方に合わせて選ぶことで、生活リズムに合った1台を決められます。

ST-T2572 ホワイト・本体単品

木造7畳・プレハブ洋室11畳が目安、小ぶりな2Lモデル

直径21.8cmと小ぶりな2Lモデルで、木造和室7畳・プレハブ洋室11畳が加湿の目安です。最大400mL/hで加湿でき、eco運転なら消費電力を200Wに抑えて使えます。

木造7畳・洋室11畳の目安内で、サイズや電力を抑えたい方へ

ST-T2370 ホワイト・本体単品

木造10畳・プレハブ洋室17畳が目安、加湿量を優先する3Lモデル

木造和室10畳・プレハブ洋室17畳が目安の3Lモデルで、最大600mL/hの蒸気で加湿できます。停止してから再開するまでの待ち時間を設定できる、入タイマーと切タイマーの同時設定も使えます。

2Lの適用目安を超える部屋で、加湿量を優先して選びたい方へ

あなたの「ちょうどいい」が見つかりますように。
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