記事内では、型番を見分けやすく色分けしています。
DH-1226R(通常型・ファミリータイプ) / DH-926R(スリム型・パーソナルタイプ)
コロナの遠赤外線暖房機を検討するとき、ファミリー向けの DH-1226R とパーソナル向けのスリム型 DH-926R で、毎月の電気代にどれくらい差が出るのか気になりますよね。
31円/kWh(税込)で試算すると、通常運転の1時間あたりの電気代は、DH-1226R が約10.23円〜35.65円、DH-926R が約10.54円〜27.90円です。
「スリム型だから常に電気代が安い」とは限らず、通常運転の最小出力ではスリム型のほうがわずかに高くなる逆転もあります。
電気代と暖めたい範囲で選ぶ
1日4時間を30日間(計120時間)使った場合の月額の目安は、最大出力時で DH-1226R が約4,278円、スリム型の DH-926R が約3,348円です。
部屋間を移動して一人の足元を温めたいなら軽量な DH-926R、横方向に広く温めたいなら縦横切替ができる DH-1226R が合っています。
ただし、通常運転の最小出力は DH-1226R が330W、DH-926R が340Wとなり、スリム型のほうが10W高くなります。
また、スリム型のecoモード下限(115W・約3.57円/h)は室温に応じた自動制御であり、手動で115Wに固定して使い続けられる設定ではありません。
コアヒートの電気代はいくら?1時間と1か月の目安
1時間あたりの電気代:通常運転と省エネ運転の幅
通常運転での1時間あたりの電気代は、最大出力時で DH-1226R(1,150W)が約35.65円、DH-926R(900W)が約27.90円です。
最小出力では DH-1226R(330W)が約10.23円、DH-926R(340W)が約10.54円となり、最小運転時はスリム型のほうがわずかに高くなります。
省エネ運転を活用した場合、DH-1226R の「ゆらぎ運転」(200〜820W)は約6.20円〜25.42円、DH-926R の「ecoモード」(115〜690W)は約3.57円〜21.39円が目安です。
ただし、説明書にある消費電力はおよその平均値や室温に応じた制御による数値であり、瞬間出力を特定のワット数で固定できる設定ではありません。
1か月(1日4時間)使ったときの電気代シミュレーション
「1日4時間を30日間(計120時間)」同じ出力で運転し続けたと仮定すると、最大出力での月額は DH-1226R が約4,278円、DH-926R が約3,348円になります。
通常運転の最小出力で同じように使い続けた場合は、DH-1226R が約1,228円、DH-926R が約1,265円の計算です。
この試算は同じ出力が続いた場合の目安であり、実際の請求額や暖かさを保証するものではありません。
待機時消費電力(DH-1226R は0.5W、DH-926R は0.7W)は含めておらず、同じ室温や距離で同じ暖かさにそろえた実測比較ではないことにも気をつけてください。
また、スリム型のecoモード下限(115W・月約428円)を常時維持して使えるわけではないため、最低金額だけを基準に見積もらないようにしましょう。
電気代の計算方法とご家庭の電力プランでの確認
電気代は「消費電力(W)÷1,000 × 使用時間(時間)× 電力料金単価(円/kWh)」で計算できます。
今回の試算では目安単価として全国家庭電気製品公正取引協議会が定める31円/kWh(税込)を用いていますが、実際の単価は契約している電力会社やプランによって変わります。
ご自宅の検針票や明細書にある単価を当てはめて計算すると、普段の使い方に合わせた目安がより具体的に確かめられますよ。
「スリム型ならいつでも安い」とは限らない?出力とセンサーの違い
通常運転の最小出力はスリム型のほうがわずかに高い?
通常運転の最小出力を比べると、DH-1226R の330Wに対し、スリム型の DH-926R は340Wと10W高く設計されています。
1時間あたりの差は約0.31円とごくわずかですが、「スリム型だからどの運転設定でも必ず通常型より安くなる」とは言えません。
弱運転を中心にしてじんわり温まりたいと考えているなら、選ぶ前に知っておきたい違いですね。
スリム型の「ecoモード」と通常型の「ゆらぎ運転」の違い
省エネ機能の仕組みも両機で異なり、スリム型の DH-926R が備える「ecoモード」は室温センサーで部屋の温度を検知し、出力を自動で絞る制御です。
一方、ファミリー向けの DH-1226R に搭載された「ゆらぎ運転」は、定期的にパワーをセーブする機能となっています。
DH-926R の仕様にある下限115Wは、室温が上がった際に自動的に絞り込まれる限界値であり、一定の室温を維持する機能や手動で115Wに固定できる設定ではありません。
また、DH-1226R のゆらぎ運転(200〜820W)も説明書に「およその平均値」と記載されており、瞬間出力がその数値で固定されるわけではないため、平均値と瞬間出力を区別して捉えておくことが大切です。
人の不在を見守る「省エネセンサー」と室温検知の違い
DH-1226R には人の不在を検知して微弱運転を経て自動停止する「省エネセンサー(人感センサー)」が搭載されています。
リビングなど人の出入りがある場所で、席を離れたときの消し忘れを防ぐのに役立つ機能です。
これに対して DH-926R のecoモードが検知するのは「室温」であり、人の在室や不在を検知する人感センサーではありません。
人が目の前にいても室温が高ければ出力が下がりますし、席を離れても人感センサーのように自動停止するわけではありません(マイコン制御による6時間自動停止タイマーは備わっています)。
室温に合わせて自動で出力を抑えたいのか、人の不在による無駄な運転を防ぎたいのかで、暮らしに合う機能が分かれますね。
スペック比較表:DH-1226RとDH-926Rの違い
| 比較項目 | DH-1226R | DH-926R |
|---|---|---|
| 通常運転の消費電力(最大~最小) | 1,150~330W | 900~340W |
| 省エネ運転の消費電力(最大~最小) | 820~200W | 690~115W |
| 質量 | 6.3kg | 3.7kg |
| 電源コード長さ | 3.0m | 1.9m |
| 待機時消費電力 | 0.5W | 0.7W |
本体の質量は DH-926R が3.7kg、DH-1226R が6.3kgと、約2.6kgの差があります。
電源コードの長さも DH-926R は1.9m、DH-1226R は3.0mです。
部屋間を移動させてコンセントの近くで使うなら3.7kgの DH-926R、据え置きにしてコンセントから離れた場所まで引き回すなら3.0mコードの DH-1226R が扱いやすい仕様となっています。
暖める向きや角度にも明確な差があり、DH-1226R はヒーター部を縦向きから横向きへ自在に切り替えられます。
横向きにすることで横方向に暖めたい範囲に合わせられるほか、自動首振り角度も4段階(15°・30°・50°・70°)から選べるため、狙ったエリアへ熱を向けられます。
一方の DH-926R は縦置き専用で、首振り角度は70°固定です。
保証期間についても違いがあり、DH-1226R は製品本体3年・ヒーター部3年の保証が付いていますが、DH-926R は製品本体1年・ヒーター部3年となっています。
本体部分の保証期間の長さも、購入前に確かめておきたいポイントです。

どちらを選ぶ?生活スタイルに合わせた選び方
一人で足元や特定の位置を温めたいなら「DH-926R」
ワークスペースでの足元やキッチンの立ち仕事、脱衣所など、決まった場所で一人の体を温めたい場面では、3.7kgと軽量な DH-926R が扱いやすい候補になります。
持ち運びがしやすい重さのため、時間帯に合わせて別の部屋へ移動させながら一人用に使う方法に向いています。
冷え切った状態からの立ち上がり時には、最初の3分間自動で設定位置より高い能力で運転し、その後元の設定位置へ戻る速暖機能も備わっています。
ただし、立ち上がり時は一時的に出力を高めて動くため、弱出力での定額運転が保証されるわけではない点も心得ておきましょう。
横方向に広く温めたい・家族で使いたいなら「DH-1226R」
リビングで家族が並んで座る場面や、横方向に広い範囲へ熱を届けたい場合は、縦横切替ができる DH-1226R が適しています。
ヒーター部を横向きに倒すことで横方向の暖房範囲を広げられるほか、首振り角度を15°や30°といった狭い範囲に絞って特定の場所へ熱を集中させる使い方も可能です。
本体質量が6.3kgありコードも3.0mあるため、頻繁に持ち運ぶよりはリビングなどの決まった場所に据え置いて使うスタイルに合っています。
人の不在時に微弱運転を経て止まる省エネセンサーや、定期的に出力をセーブするゆらぎ運転を活用することで、無駄な電力消費を抑えながら過ごせますよ。
エアコンの代わりや部屋全体の主暖房として使っていい?
コアヒートは空気を循環させて部屋全体を暖める機器ではなく、遠赤外線で人を直接温めるスポット暖房です。
エアコンなどの主暖房で部屋全体の暖かさが足りているなら、追加で購入する必要はありません。
部屋全体を暖めようとして最大出力で運転し続けると、電気代がかさむ割に部屋の隅々までは暖まりにくいため、用途のミスマッチになってしまいます。
手足の冷えが気になるときは、エアコンなどで室内のベース温度を控えめに保ちつつ、人のいる位置を直接温める補助暖房として検討するのが現実的です。
ただし、併用によって家庭全体の電気代が必ず安くなるという実測の保証はありません。
主暖房だけで十分か、人のいる場所を直接暖める補助が必要かをあらかじめ決めておきましょう。
古いコアヒートからの買い替えで電気代は下がる?
すでに旧型のコアヒートをお持ちの場合、同じ消費電力(W)と同じ使用時間であれば計算上の電気代は変わらないため、「電気代を下げることだけ」を目的に買い替える必要性は低いです。
現在お使いの機種の暖かさや使い勝手に不満がなければ、買い替えずにそのまま使い続ける選択肢も十分に合理的です。
なお、今回の消費電力や機能の数値は2026年モデルのものであり、旧型は型番ごとに消費電力や仕様が異なるため、お手持ちの型番のスペックを確認する必要があります。
縦横切替や角度可変の首振り、不在時の人感センサーなど、日々の使い勝手を向上させたい具体的な理由がある場合に買い替えを検討すると納得感が高まります。
まとめ:使う場所と人数に合わせて納得の1台を
使う場所と条件に合わせた選び方の整理
- 部屋を移動して一人の足元を温めたい場合:3.7kgで移動させやすい DH-926R が候補。通常最小は340W、室温センサーによるecoモードを備えています。
- 横方向に広く温めたい・据え置きで使いたい場合:縦横切替と角度可変首振りができる DH-1226R が候補。人感センサーとゆらぎ運転を備えています。
- 部屋全体の暖房をお考えの場合:人を直接温めるスポット暖房のため、主暖房で部屋の暖かさが足りているなら追加購入は不要です。
- 既存のコアヒートをお持ちの場合:同等のワット数なら電気代はほぼ変わらないため、現在の使い勝手に不満がなければ買い替えず継続使用も選べます。
「スリムだから必ず電気代が安い」という印象だけで選ばず、通常運転の最小出力の違いや、使いたい場所と人数を確かめることが納得のいく近道です。
ご家庭の契約プランや暖めたい範囲を照らし合わせながら、毎日の暮らしに無理なく寄り添う1台を選んでみてくださいね。
DH-1226R ホワイト・本体単品
縦横の切り替えと4段階首振りで、暖めたい範囲に合わせられるワイド型
縦横を切り替えて横方向に広く暖められ、首振りの角度も4段階から選べます。重さは6.3kgで、コードはゆとりのある3.0mです。
DH-926R ホワイト・本体単品
重さ3.7kgの縦置きスリム型。一人の足元をすっきりと暖められる一台
重さ3.7kgのすっきり置ける縦置き型で、首振り角度は70度固定です。室温を検知して出力を抑えるecoモードがあり、足元の補助に向いています。



